2019年春闘アンケートにご協力ください。

2019年春闘アンケートを開始しました。このホームページの「春闘アンケートにご協力ください」のタブから、完全無記名で送信できます。例年以上に、多くの方のご協力をお願いします。

JMITU支部の2019年春闘の5つの課題

JMITU支部は、以下の5つの課題の達成を目標に2019年春闘をたたかいます。

①「すべての仲間の大幅賃上げ」で「残業なしで生活できる賃金」をめざす。

②消費税増税を阻止し、中小企業と地域経済の再生をめざす。

③組織建設(組合員拡大)を前進させる。

④安倍9条改憲を阻止し平和と民主主義を取り戻す。

⑤「働き方改悪」を職場に入れさせない。

2019年春闘は、「くらし」「雇用」「企業の将来展望」にとって重要

2019年度は、10月に予定されている消費税10%への増税や、2020年東京オリンピックに向けたインフラ整備の終息に伴う「不況」が懸念されています。したがって、私たちの「くらし」と「雇用」をまもり、「企業の将来展望」を作っていくうえで重要な春闘になると考えています。会社の賃上げ回答が出たら、さっさと終わってしまうような春闘にしてはなりません。

賃金は生計費そのもの。「生活実感からの要求」と「職場の問題点」を春闘アンケートにお寄せ下さい

私たちの賃金は明確に生計費です。

生計費とは、以下の3つを満たすものでなければなりません。

①私たち自身が毎日元気で健康に働けるための文化的な衣食住がまかなえる。

 経営者にとっても、私たちが健康を害するようでは会社経営が成り立ちません。現在の日

 本における「健康で文化的な生活」をするための費用は、疑う余地のない生計費です。

②結婚し子供を産み育てることができ家族が生活できる。子供には、次代の日本の働き手と

 して相応しい水準の教育を与えられる。

 労働者が子供を産み育てられなくなれば、次代の働き手はいなくなり、日本の企業は存続

 できなくなります。また、子供達には次代の日本の働き手としての教育を与えなければな

 りません。そうでなければ、教育を受けられなかった労働者ばかりとなってしまい、日本

 の企業の存続は難しくなります。

 人口減少を食い止めるためには、少なくとも3人の子供を育てることが必要です(夫婦2

 人に子供1人なら人口は減少。子供2人で維持。子供3人以上で増加)。その費用も、当

 たり前ですが生計費です。

③私たちがきちんと仕事ができるように、教養や専門分野などの教育訓練の費用をまかなえ

 る。

 学校を卒業しても教育訓練は終了しません。社会は日々進歩しています。私たちが、その

 時代にふさわしい教養や、専門分野の知識などを身につけることを企業は求めています。

 そのために必要な費用も生計費です。

これを「賃金の生計費原則」といいます。この原則にもとづいて「生活実感からの要求」を掲げて、その実現を経営者に求めるのが春闘での賃金要求です。そうしてこそ、経営者に「従業員のくらしと雇用をまもる」という「経営者の経営責任」の自覚と「経営努力」を促すことができます。加えて、私たちが日々働いている職場のさまざまな問題点を解決することも重要です。

みなさんの声を、春闘アンケートに是非お寄せ下さい。