2017年秋季闘争要求を9月19日に提出しました。10月3日に回答を求めます。
【2017年秋季闘争の重点課題】
1.JMITU東京測器研究所支部は、以下の認識を持っています。
2012年度からひずみ業界に吹いていた「追い風」が2015年度で終息し、現
在は難しい状況になっている。
売上を回復させる具体的な経営施策の売上を回開示を求めます。
2. 昨年の秋闘では、継続雇用の賃金底上げ(定年時の50%→55%)につながる回答
を得ました。今年の秋闘以降は、80%以上に底上げすることを求めていきます。
3. 定年退職日を誕生日ではなく、年度末の3月31日にすることを求めます。
【2017年秋季闘争要求】
(1)JMITUの合意協力型労使関係の統一要求書
「くらしと雇用をまもり、企業の将来展望をつくる『合意協力型』労使関係の前進をめざ
す要求書」と「本物の「働き方改革」を実現する統一要求書」を提出します。併せて、以
下の事項を要求します。
1.売上を回復させる具体的な施策と「社長の年頭の辞」の進捗状況の開示すること。
(2)継続雇用(再雇用)の労働条件に関する要求
1.「正社員と同等時間勤務」「短時間勤務」ともに、退職時の80%(ただし時給換算
で1500円を下回らない)とすること。
2.「正社員と同等時間勤務」「短時間勤務」ともに、家族手当と住宅手当を支給するこ
と。
3.一時金は正社員、パートタイマの妥結月数を継続雇用者に支給すること。
(3)定年退職日に関する要求
1.定年退職日を誕生日ではなく、年度末の3月31日にすること。
(4)退職金に関する要求
1.退職金規定を(定年退職時の基本給)×(勤続年数)×(1.00)とすること。
(5)職場の人員補充、環境に関する要求
1.新規採用により人員を補充すること。
2018年度定期採用の内定者数、2018年度以降の採用計画を開示すること。
2.技術・技能の継承のための教育を充実すること。
2015年秋季闘争での会社の回答は以下のとおりです。
「伝承者直接指導、教育ツールなどで計画的に教育が行なわれており、今後も引き続
き行っていきます。」
その後の進捗状況について開示を求めます。
(6)労働条件に関する要求
1.社会保険料負担割合の変更
①厚生年金保険料負担割合を、現行の「使用者(52):従業員(48)」から
「使用者(55):従業員(45)」に改善すること。
②介護保険料負担割合を、現行の「使用者(50):従業員(50)」から
「使用者(53.5):従業員(46.5)」に改善すること。
2.寒冷地手当(札幌)の増額
扶養家族有り 現行17,000円を19,500円に
扶養家族無し 現行10,000円を11,000円に増額すること。
札幌勤務の国家公務員の寒冷地手当(支給期間は11月~3月の5ヶ月間)は、扶養家
族有りが23,360円/月(支給総額116,800円)、扶養家族無しが13,
060円/月(支給総額65,300円)です。東京測器の支給期間は10月~3月の
6ヶ月間ですが、この間の支給総額は扶養家族有りが102,000円、扶養家族無し
が60,000円となり、国家公務員より劣っています。支給総額で国家公務員相当の
寒冷地手当とするために、上記のとおり増額を要求します。
3.パートタイマについても、生理休暇のうち月1日を有給休暇とすること。
正社員と同様に、生理休暇のうち月1日を有給休暇とすること。正社員には与えられ
ていて、パートタイマには与えられていないのは、均等待遇の観点から合理性があり
ません。
(7)労働組合の権利に関する要求
1.労働組合活動による労働時間の短さを理由とした考課査定の切り下げを行わないこ
と。
(8)その他の要求
1.昇給総額の2%の枠内で行う賃金是正に関して、事前に労働組合と協議を行い、労働
組合の同意を得て実施すること。
詳細は、「JMIU組合ニュース(2017年9月27日付)」をご覧ください。ニュースは「支部ニュース全文(社員限定)」で閲覧・ダウンロードできます。ログインパスワードは「お問合わせ」からお問合わせください。折り返し、JMIU支部から返信します。